
7月6日に三方湖にてウナギ石倉カゴ調査を実施いたしました。
今回は令和4年度1回目の調査です。


三方湖に沈んでいる10基の石倉カゴのうち3基を陸に引き上げ、カゴの中の石を取り出し、中に住んでいる生き物を回収しました。

生き物の数を記録し、生き物ごとに総重量を測定します。




さて、今回の調査で捕獲されたウナギは過去最多の13尾!
下の図は最大個体(全長621㎜,体重317g)と最小個体(全長250㎜,体重15g)の
比較写真です。

残念ながらPITタグが入っている再捕獲個体はいなかったため、13尾全てに
標識を取り付けました。

PITタグが入った標識個体は確認できなかったものの、嬉しい発見がありました!
石倉カゴから鰭のないウナギが出てきたのです!
これは、6/21に実施したウナギ鰭カット試験で左胸鰭を切除し放流したウナギです。

今年度第2回目の石倉カゴ調査は11月ごろを予定しています。
次回は何匹ウナギが採れるか楽しみです。
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