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ウナギ石倉カゴ調査(モニタリング)


250g近い大物です!

こんにちは。福井県内水面漁連 技師の中野です。

県内の河川も、すっかりアユ釣りのお客さんで賑わう季節になりましたね!


さて先日2021.7.14にウナギ石倉カゴ調査を実施しました。

昨年度の調査の様子や、調査内容に関してはこちらをご覧ください。


石倉カゴの洗浄中に"虹"が!

今回の調査は、非常に天気が良く調査日和となりました!

むしろ天気が良すぎるくらいで、度々休憩を取り熱中症対策を行いました。


石倉カゴ解体チーム

生物分類チーム


今回もエビやカニ、ハゼなどの魚や、巻貝の仲間がたくさん獲れました!

三方湖は本当に豊かですね~。

石倉カゴにはエビ類もたくさん!
モクズガニも多い!挟まれないよう慎重に…
























そして肝心のウナギは、今回の調査で合計6尾確認しました。

残念ながら、すでに標識を付けているウナギの再捕獲はありませんでしたが、

今回は237gの大きなウナギを確認することができました!


この結果から大小さまざまなウナギが石倉カゴを利用していることが考えられます。


前回同様、捕獲したウナギに麻酔を効かせデータを取った後は、標識を取り付けます。


麻酔中のぐったりウナギたち。

大きさ、重さ、胴回りを記録し、撮影します。


次回以降のウナギ石倉カゴ調査では標識個体を再捕獲できればなと期待しています。


ウナギが暮らせる環境づくりとして、石倉カゴの効果は非常に期待できると思います。

酔い覚まし。全員ちゃんと元通りに復活しました!


そして今回珍しい捕獲物がありました!

それは、こちらのシジミの仲間です。

親貝と稚貝がいたので再生産している模様。

鳥浜漁協の皆さんも「珍しい」「増えてほしい」と喜んでいました。

こうした面白い発見があるのも石倉カゴ調査の楽しみのひとつですね!



美しい三方湖の自然をいつまでも…

これからも三方湖の環境を守りつつ、ウナギなどの資源を上手に利用していきたいですね!









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