こんにちは。福井県内水面漁連の中野です。
11月25日に三方湖にて今年度2度目となるウナギ石倉カゴ調査を実施しました。
こちらは前回7月に実施した石倉カゴ調査の記事です。
今回は、10基ある石倉カゴのうち、前回の調査で引き上げた3基を除く、
7基をメンテナンスのため引き上げ洗浄し、網に入った生き物を分類しました。
約1年間もの間、三方湖の底に沈んでいた石倉カゴが地上へ上がります。
カゴの中の生き物が逃げないように、網で石倉カゴを覆います。
生き物たちを傷つけないように、網の上から水をかけます。
すると…
このように網に魚やエビ、貝類などが落ちてきます。
網に入った生き物を分類し、匹数を記録します。非常に巻貝類が多く作業は難航…
しっかり後で確認するために、写真を残すのも大切です。
7月の調査との大きな違いとして、今回の11月の調査では「小さなエビ」がたくさん入りました。今年生まれのエビたちだと思われます。
あ!30㎝ほどのウナギも見つかりました!とても元気です。
標識タグを確認しましたが…残念!再捕獲個体ではなかったようです。
しっかり麻酔をかけて、新たに標識タグを取り付けました。
標識を付けたウナギたちと、来年度のウナギ石倉カゴ調査で会えることを期待しています!
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